Notoとは
Noto フォントが Windows 11に標準搭載される可能性があると報道されています。Windows 11 の Release Preview チャネルでテストが開始されました。
Noto フォントは、Google と Adobe が共同開発した日本語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語を含む多くの言語に対応した多言語対応フォントです。SIL Open Font License というオープンソースライセンスのもと提供され、フォントの使用、改変、配布が自由に許可されています。
フォント名「Noto」は、表示されない四角い豆腐文字(□)をなくすこと、つまり、「No Tofu」を意味して命名されています。これにより、すべての文字が正しく表示されることを目指しています。
Noto フォントファミリーとして、開発者向けには「Noto Sans Mono」が、プログラミングなどに適した等幅フォント(モノスペースフォント)として有名です。
日本語環境において有名な Noto フォントファミリーは、「Noto Sans CJK」 です。繁体字中国語、簡体字中国語、日本語、韓国語をカバーするフォントファミリーです。Adobe では「源ノ角ゴシック」として公開しています。
Noto フォントは、文字の統一感と可読性を重視したデザインが特徴で、Web フォントの標準としても採用が進んでいます。
Windows 11 に Noto フォントが標準搭載されることにより、日本語、中国語、韓国語などの CJK 環境における Web ブラウジングで、テキスト品質が向上することが期待されています。
参考リンク |
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