OSSの活用
OSSが必要とされる理由
企業が成長するためには、デジタルトランスフォーメーション(DX)が欠かせない時代です。
そのデジタル変革の一環として、OSS(オープンソースソフトウェア)の活用が重要です。
OSSは世の変革を導く
ビジネス環境の激しい変化に対応し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するにあたり、オープンソースソフトウェア(OSS)の役割がますま す大きくなっています。2015 年には、ソフトウェアのオープンソース比率が 36%であるのに対し、2020 年には 70%とほぼ倍増になりました。
レッドハットの最新調査「The State of Enterprise Open Source」によりますと、回答者の 95% が、オープンソースは戦略的に重要であると回答してい ます。
2019 年のプロプライエタリー・ソフトウェアの利用率は 55%でしたが、2020 年現在は 42%まで落ち込み、2 年後は 32%まで減少すると予測されていま す。一方、エンタープライズ向けの OSS は 36%から 44%に上昇すると予想されています。コミュニティベースの OSS はエンタープライズ向けの OSS ほ ど急激に増えていませんが、昨年から上昇しています。
同調査では、OSS の活用による様々な利点が挙げられています。 最も高く評価されているのは、「ソフトウェアの品質の高さ」です。「総所有コストの削減」は依然として、重要視されていますが、「より優れたセキュリテ ィ」、「クラウド対応・クラウドネイティブテクノロジー」も注目されています。
OSS が必要とされる理由
ビジネスには「俊敏性」・「柔軟性」が求められる
変化が激しいビジネス環境に対応するため、企業は「俊敏性」と「柔軟性」が欠かせません。OSS なら、必要な部分だけ開発し、必要な部分だけ修正できる といった迅速かつ柔軟な対応ができます。そのため、常に変化に耐える強さを持ち、競争に勝つ成長機会を掴むことができます。
コストの削減につながる
OSS は基本的に無償で提供され、誰もが使うことができるソフトウェアです。従来の Linux や Apache、Tomcat をはじめ、注目されているマイクロサービ スやサービスメッシュ技術も OSS で提供されています。
一方で、構築や運用管理、障害対応のノウハウが社内に無い、安定性・可用性に不安がある、自社が抱える技術者 のスキルに不安があるといった声も上がっています。 そのような問題は、サイオスOSSよろず相談室で解決できます。 OSSでお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。