SIOS OSSよろずNewsでは、毎月、OSSの最新動向など役立つ情報をメール配信しています。
過去に配信したメールの冒頭文をお見せします。
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こんにちは!SIOS OSSよろずNews 編集局です。
今号が2024年の最終号になります。2024年の締めくくりとして、2025年のテクノロジー動向を紹介するとともに、今後もオープンソースで重要となる考えを共有したいと思います。
2025年のテクノロジー動向として、エンタープライズ IT の動向に詳しいガートナーから戦略的テクノロジーのトップ・トレンドを、IT 市場分析に強い IDC からは国内市場における今後5年間における動向、そして、セキュリティ分野として、セキュリティベンダー Proofpoint からサイバーセキュリティのトレンドを取り上げました。
これらのレポートから見えることは、やはり、AI がますます重要になってきているということです。ガートナー、IDC ともに、新しいトレンドとして AI エージェントについて取り上げています。マイクロソフトも年次イベントで AI エージェント製品を発表したように今後注目です。Proofpoint が指摘する「攻撃者がプライベートデータを操作して AI を悪用」する危険度は、さらに上昇するとみられます。国内では国政選挙(参議院選挙)に乗じた攻撃やフェイクニュースによる情報操作が想定されるでしょう。2025年において、AI の活用および脅威への対応は必須であると考えてもいいかもしれません。
オープンソース分野においては、Linux Foundation エグゼクティブ ディレクター Jim Zemlin氏 が、オープンソースに携わる上で最も重要なのは「謙虚さ」という考え方だと指摘しています。Zemlin 氏は、「自分のエゴを抑えて、批判を受け入れることができれば、オープンソースは一緒に働くのが実に楽しいコミュニティになる」と語っています。Zemlin 氏の言葉は、オープンソースに限ったことではないと思います。
2025年も IT 業界は目まぐるしく変化し、厳しい状況に直面することもあるかもしれませんが、Zemlin 氏のように謙虚さを持ちながら、楽しく働けたらうれしいですね。
皆さんも、よいお年をお迎えください。
今月も、オープンソースの最新トピックをお届けします!
参考リンク |
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