Linuxの未来: Red Hatの方針変更と新たなディストリビューションの可能性

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こんにちは!SIOS OSSよろずNews 編集局です。

この数年、Red Hat による CentOS や Red Hat Enterprise Linux(RHEL)の方針変更により、Linux OS について、様々な情報が錯綜しています。

特に、Red Hat が、RHEL のソースコードを有償顧客にのみ提供し、そのソースコードの配布を認めないことを発表してから、オープンソースコミュニティでは「オープンソースやフリーソフトウェアの精神に反しているのではないか」という議論が湧き上がっています。また、Oracle や SUSE は、従来から Linux ディストリビューションを提供してきた知識や経験を活用し、RHEL 互換のディストリビューションを提供すると発表しています。

RHEL だけが Linux ディストリビューションではないことは皆さんもご存知の通りです。

Linux カーネルは、GPLv2 で公開されているオープンソースであるため、現在でも多くの企業やコミュニティは独自の価値を付加した様々なディストリビューションを提供しています。例えば、Ubuntu や Debian といった人気の高い、RHEL とは違うディストリビューションも長年提供されています。

さらに、かつてマイクロソフトは、かつてCEOだったスティーブ・パルマーが「Linuxはガン」とまで言ったほどでしたが、Azure 上のコンテナワークロードに最適化された新しい Linux ディストリビューション「Azure Linux」を一般提供しました。

今後も、市場のニーズに合わせて、新たなディストリビューションも登場するかも知れませんね。

今号も、オープンソースの最新トピックをお届けします!

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