SIOS OSSよろずNewsでは、毎月、OSSの最新動向など役立つ情報をメール配信しています。
過去に配信したメールの冒頭文をお見せします。
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こんにちは!SIOS OSSよろずNews 編集局です。
オープンソースについて、メディアに2つの興味深い記事が掲載されました。
1つは、インプレスグループの ThinkIT 誌に掲載された、オープンソースカンファレンスを20年以上にわたり運営している宮原 徹氏と、The Linux Foundation の江藤 圭也氏らによる座談会の記事です。
記事の中では、日本の ITエンジニアの圧倒的多数を占める、企業に属してソフトウェア開発を行うエンジニアについて議論されています。例えば、AWS に依存してしまうエンジニアへの危惧(テクノロジーがブラックボックス化しても気にしないこと)、受託したソフトウェアでオープンソースを使っていると、顧客に無償だと思われてしまうので、外部には言わないほうがいいと思われるという危険性などが紹介されています。
もう1つが、日経BP 社の日経コンピュータ(日経クロステックにも1部転載) での『「要注意 OSS」にご用心 突然、費用請求される可能性も』という記事です。OSS が要注意というよりも、OSS だと思っていたら、突然、開発企業が有償ライセンスに切り替えて費用がかかるようになった、といった事例が紹介されています。
以前にこのニュースレターでも紹介した事例では、HashiCorp が Terraform のオープンソースライセンスを変更して、商用利用に制限したことに端を発して Terraform をフォークさせた、OpenTofu プロジェクトについても紹介しています。
どちらも、興味深い内容になっています。目を通してみるのはいかがでしょうか?
今月も、オープンソースの最新トピックをお届けします!
参考リンク |
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