AIとオープンソースの未来: Googleの内部文書が示す新たな競争

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こんにちは!SIOS OSSよろずNews 編集局です。

春のイベントシーズンに入り、各社からさまざまな製品やサービスが発表されています。

なかでも、Google は、年次イベント Google I/O 2023において、各種のAIを活用した製品やサービスを発表しましたが、同時期に Google の AI関連のニュースがネットを沸かせました。

それは、『AI の今後は、オープンソースが脅威となる』という Google の AI関連内部文書が流出したことでした(Google自身は、自社文書だとは認めていません)。

その文書において、「Google および OpenAI は次の競争に勝てる立場にない」とし、最終的に一人勝ちするのは「オープンソース」だと分析しています。

今年の3月に、Facebook を運営する Meta が、大規模言語モデル「LLaMA」をオープンソースとして発表し、数カ月でさまざまな派生オープンソースが開発され、実績が積み上がってきている状況を踏まえています。

つまり、オープンソースのモデルは、より速く、よりカスタマイズ可能で、より低いコストで性能を出していること、さらに一般の人々の参加を可能にしたことで、世界中の個人や組織からアイデア出しと反復が活発に行われるようになっていることなどが成功する理由だとしています。

まさに、この20年でオープンソースがさまざまな分野で浸透し、イノベーションをもたらしたことと同様の現象が起こると予測しています。

報道によれば、ChatGPT で先行する OpenAI も、自社ソリューションをオープンソースにすることに積極的でなかったのですが、一部をオープンソースとして公開するとされています。

今年の後半は、AIとオープンソースが大きなうねりとなるかもしれませんね。

今号も、オープンソースの最新トピックをお届けします!

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