ChatGPTの登場とオープンソースの未来

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こんにちは!SIOS OSSよろずNews 編集局です。

2022年の師走ですね。1年を振り返るとたくさんのテックニュースがありました。この数ヶ月で最も話題になったニュースの1つと言えば、AI研究を行う団体 OpenAI が発表した対話型AI「ChatGPT」ではないでしょうか?

開発した OpenAI は、2015年12月に設立された、イーロン・マスクなどの実業家・投資家が参加している人工知能を研究する非営利団体です。

彼らが開発したテキスト自動生成AI GPT-3 をベースにした自然言語処理モデル ChatGPTが、2022年12月1日にテスト版が一般公開されました。ユーザー数は瞬く間に100万人を突破したと、OpenAI は発表しました。日本語にも対応していることから、多くの日本人もテストしているようです。

生成されるテキストは、まだ改善の余地がありますが、一見すると正しそうに見えることがあり、そういった意味でも興味深いサービスです。

例えば、「ラグビー早明戦とは?」と問いかけてみました。

生成されたテキストは、以下のようになりました。

「ラグビー早明戦とは、ラグビーの試合のことを指します。早明戦は、早朝に行われる試合のことを指します。日本では、ラグビーが人気の高いスポーツであり、早明戦は多くのファンが試合を観戦することで有名です。ラグビーは、15人制のチームスポーツで、主に足でボールを操作してゴールを狙います。早明戦は、スポーツの興奮と緊張感を楽しむことができる試合です。」

早明戦は、早朝には行われていませんし、主に足でボールを操作してゴールも狙いません(サッカーと間違えている気がします)。しかし、半分くらいのテキストは正解です。

以前、OpenAI は、文章による指示を基にリアルな画像やアートを生成する画像生成AI「DALL-E」を公開しています。現在、DALL-E は、数百万人以上ものユーザーを抱えているといいます。DALL-E は、API 公開されていますが、開発されたソフトウェアは公開されていません。そのため、オープンソースコミュニティが DALL-E と同等のソフトウェアを開発し始めました。同様の動きは、テキスト自動生成AI GPT-3 でも起こっているようです。

ChatGPT についても、同様にオープンソースコミュニティがクローンソフトウェアを開発することになるでしょうか?

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