次世代スーパーコンピューター『富岳』が切り開く新たな可能性

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こんにちは!SIOS OSSよろずNews 編集局です。

富士通が、理化学研究所とともに共同開発を行なっているスーパーコンピューター「富岳」1号機の出荷を開始しました。TOP500 (世界で最も計算処理速度の速いスーパーコンピューター上位500位をランク付けしたリスト) で1位を記録したスーパーコンピューター「京」の後継として開発されているのが「富岳」です。プロトタイプとなりますが、今年11月に発表された優れた消費電力性能を示す「Green500」で1位を獲得しています。Green500 は、TOP500のスーパーコンピューターの中から、少ない消費電力で効率的に計算できた順にランク付けしたもので、近年は、環境問題への注目などから注目度が高まっているランキングです。

富岳は、Armアーキテクチャを採用し、OSとして、SOY倶楽部勉強会でも多くの人に参加いただいている Red Hat Enterprise Linux 8 を利用しています。今や、ほとんどのスーパーコンピューターでは、Linux が利用されていますが、そのほとんどは、Armアーキテクチャを採用していません。今回、日本の企業と研究機関が、Linux を Armアーキテクチャ上で稼働させ、目標となる性能を達成したこと、また今後の本番システムでの更なる性能を達成することは、日本のコンピューター産業において、大きな一歩となるでしょう。

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