Windows 11の発表を受けて、久しぶりに Windows の話題が一般メディアにも登場しました。Windows 11 にデフォルトでインストールされる可能性があるのが、Windows Terminal です。というのも、Windows Insider では、すでに Windows 10のビルド21337から「 Windows Terminal 」がデフォルトでインストールされるようになっているためです。
Windows Terminal は、Microsoft がオープンソースソフトウェアとして開発を進めているソフトウェアです。GitHub を通じて、マイクロソフト社員以外でも開発に参加することができます。
2020年初頭にバージョン1がリリースされた後、ほぼ毎月アップデートが実施され、現在バージョン1.8 まで上がっています(執筆段階)。GitHub にある Readme では、今年の年末にはバージョン2 がリリース予定と記載されています。
Windows Terminal は、コマンド プロンプト、PowerShell、WSL ( Windows Subsystem for Linux ) などのコマンドライン ツールおよびシェルのユーザーのための、強力なターミナル アプリケーションです。MS-DOS 時代まで遡ることができるコマンドプロンプトは、PowerShell や WSL の利用には機能が不十分であることから、開発が開始されたようです。
複数のタブ、ウィンドウ、Unicode / UTF-8 をサポートし、テーマ、スタイルもカスタイズ可能です。今後の機能強化ポイントも、GitHub にリストされていますので、興味のある方は、アクセスしてください。
Windows Terminal は、Microsoft Store あるいは GitHub からパッケージでダウンロードすることでインストール可能です。
参考リンク |
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