Knative は、Kubernetes でサーバーレス コンテナ環境を提供するプラットフォームです。
Knative を活用することで、サーバーのプロビジョニングと管理のタスクが不要になるため、開発者は複雑なインフラストラクチャの設定を気にせず、開発に集中することができます。
Knativeは、Knative Serving と Knative Eventing という2つの要素で構成されています。
Knative Serving は、サーバーレスアプリケーションを公開し、実行する部分を担っています。サーバーレスワークロードがクラスター上でどのように振る舞うかを定義し、制御するために使用されます。
Knative Serving の主なリソースは、Service、Route、Configartion、Revision です。
Service:ワークロードの全ライフサイクルを自動的に管理します。
Route :分数トラフィックや名前付きルートなど、いくつかの方法でトラフィックを管理することができます。
Configration:デプロイメントに必要な状態を維持します。
Revision:入ってくるトラフィックに応じて自動的にスケールアップ/ダウンすることができます。
Knative Eventing は、イベント情報と Knative Serving を結びつけ、イベントドリブンなアプリケーション実行を使用できるようにするための API です。これらの API を使用して、Event Producer から Sink と呼ばれる Event Consumer にイベントをルーティングし、イベントを受信するコンポーネントを作成することができます。
Knative は、現在、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)の Incubation プロジェクトとして開発が進められています。
参考リンク |
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