DevOps を実現するための具体的な手法の1つである「CI/CD」への注目が高まるとともに、この数年「GitOps」という用語が使われるようになってきました。
CI/CD とは、ソフトウェア開発におけるビルドやテスト、デリバリー、デプロイメントを自動化し、継続的に行うアプローチを指す名称です。CI/CD を支える考えの1つが GitOps といえます。
Weaveworks CEO である Alexis Richardson による造語である新しい技術用語である GitOps は、Kubernetes およびその他のクラウドネイティブテクノロジーの運用とアプリケーションデプロイのワークフローモデルです。この基盤となるプラットフォームの1つが、オープンソースのバージョン管理システムである Git です。GitOps により、クラスターとアプリケーションのデプロイ、管理、そしてモニタリングを統合します。
GitOps で利用されるオープンソースとして、Flux、 Argo、JenkinsX などがあります。
Alexis Richardson は、GitOps の3つの原則を以下のようにまとめています。
#1. 記述可能なものはすべてgitに保存すること
#2. Kubectlは直接使用しない方が良い
#3. オペレータパターンに従ったKubernetesコントローラを使用する
また、Red Hat は、 2022年5月26日に、GitOps の原則と実践を紹介する連載ブログ「GitOps Deployment and Image Management」を開始しました。より、詳しい内容を知りたい方は、アクセスしてご覧ください。
参考リンク |
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