SIOS OSSよろずNewsでは、毎月、OSSの最新動向など役立つ情報をメール配信しています。
過去に配信したメールの冒頭文をお見せします。
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こんにちは！SIOS OSSよろずNews 編集局です。
ソフトウェアの品質評価とトラッキングを専門とする TIOBE Software社は、プログラミング言語の人気度を示すランキングである TIOBEインデックスを毎月発表しています。
TIOBEインデックスが始まった2001年当時、PHP はウェブサイトを構築するための標準言語に近い状況で、人気が年々上昇を続けていました。やがて PHP の市場シェアは10％を超えるほどになり、トップ3にまで上り詰めました。
しかし、年々、次第に順位を下げて、PHP は今月、TIOBEインデックスで過去最低順位を記録しました。
2000年代半ばには、オープンソースの市場をよく表す言葉（略語）として、LAMP （ランプ）がありました。L は Linux、A は Webサーバーの Apache、M はデータベースの MySQL、P はプログラミングの Perl、PHP、Python を指します。このプログラミング言語の1角を占めた PHP であることからも分かるように、当時、欠かすことができない言語だったのです。
その後、Python の人気が高まり、TIOBEインデックスでも1位となる一方で、PHP は16位までに下降しました（ Perl は23位）。
参考順位 ：1位 Python、 2位 C、 3位 C++、 4 位 Java、 5位 C＃
ある専門家は「最初に学ぶ2大プログラミング言語」として Python と HTML を挙げているように、Python 人気はとどまることを知りません。
PHP の先行きは予測がつきませんが、LAMP の一角を占めていた PHP の人気が最低ラインを記録したことには、時代の流れを感じます。
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