GitHubの「Arctic Code Vault」オープンソースの未来を保存する試み

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こんにちは!SIOS OSSよろずNews 編集局です。

先日、未開封の初代「iPhone」がオークションで約586万円という高額落札されたニュースが大きく取り上げられていました。歴史的価値や希少性を考慮した結果かもしれません。IT を活用した歴史が長くなるにつれて、こういった歴史的価値があるものや後世に残していく必要のある記録や資産が年々増加しています。

GitHub社は、オープンソースのコードをノルウェーの永久凍土層の地下に1000年以上保存するプロジェクト「Arctic Code Vault」において保管庫の設置が完了し、プロジェクトとしてバージョン1.0を達成したと発表しました。この保管庫の中には、GitHub にあるオープンソースコードだけでなく、コンピュータやソフトウェアのテクノロジードキュメント、Wikipedia などのテキストが対象となっており、これが、1000年以上保管されることになります。

日本においては、1990年代以降の多くの IT だけでなく、インターネット文化を象徴していた各種のテキストやウェブサイト、ニュースサイトなどのドキュメント類が保存されていないとされています。

著作権問題はあるにせよ、そういった未来に残すべき資産は、国内にも多数あると思います。GitHub社の「Arctic Code Vault」のようなプロジェクトが日本でも発足するといいですね。

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