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過去に配信したメールの冒頭文をお見せします。
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こんにちは！SIOS OSSよろずNews 編集局です。
世界最大級のゲーム見本市である「東京ゲームショウ2022」が、2022年9月15日-9月18日に開催されました。2020年、2021年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響でオンラインでの開催でしたが、2022年は配信も組み合わせながら3年ぶりにリアル開催でした。
「東京ゲームショウ2022」で大きな話題の1つだったのが、話題の携帯ゲーム機 Steam Deck でした。Steam Deck は、PC向けのゲーム配信サービス「Steam」を運営する Valve社が開発した携帯ゲーム機です。PC向けの Steam で配信されているゲームを楽しむことができます。日本においても年末出荷が予定されています。会場では、100台以上の試遊コーナーで Steam Deck を楽しむことができました。
この Steam Deck の OS である Steam OS は、Linux がベースになっています。利用されているディストリビューションは、Arch Linux です。
Arch Linux の特徴の1つは、インストール方法です。インストールはコマンドライン環境で、パーティションの作成、ファイルシステムの作成・マウントなどを行い、pacstrap という小さなシェルスクリプトを実行して基本システムをインストールし、さらに必要となるパッケージを構成するという、Ubuntu などとは違った思想でパッケージされています。ネット上にも、インストールに苦労した話がよく掲載されています。
また、別の特徴として、Arch Linux は、可能な限り新鮮なソフトウェアを提供することを重視しているため、定期的に最新状態に更新するローリングリリースというリリースモデルを取り入れています。
Steam Deckは、最新の環境や機能、例えば、動画を30fps以上で動作させるといった新しい機能を Stream OS に追加しようとしています。そのため、常に基盤となる Linuxディストリビューションに最新の環境を求めています。そういったことから、Valve社は、最新の環境を常に提供する Arch Linux を評価したのだと思われます。
Arch Linux に興味を持った方は、インストールから楽しんでみるのもいかがでしょうか？
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