SIOS OSSよろずNewsでは、毎月、OSSの最新動向など役立つ情報をメール配信しています。
過去に配信したメールの冒頭文をお見せします。
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こんにちは!SIOS OSSよろずNews 編集局です。
2010年代以降、国内における ITエンジニアに対する需要はずっと高い状況です。コロナ禍の状況においても、引き続き ITのスキルを持った人材に対する需要は高いようです。これは、世界的にも同じ傾向がありそうです。
ITオフショア先として人気のあるインドでは、IT技術者の獲得競争があまりに激化したため、企業では、一部の業務をサンフランシスコの「低コスト」センターへの移管を考えないといけないといった冗談まで飛び出すほどだそうです。ロイターによれば、「インドは世界中から IT案件の外注が集まる場所だったが、逆に外注しなければならなくなる近未来も想定できる」としています。
オープンソース分野での人材獲得競争はどうでしょうか? Linux Foundationと edX が最近発表した調査レポートによれば、採用担当マネージャーの92%が、オープンソースのスキルを持つ十分な人材を見つけることが難しいと答えており、人材獲得競争が激しくなっているために、今いる人材を維持することにも苦労しているそうです。
オープンソースといっても、幅が広いため、どの分野での需要が高いのかについても、この調査レポートから、見てみましょう。同レポートによれば、オープンソースの採用マネージャーにとって、最も重要度の高いテクノロジーは、次のようになります。
- クラウド/コンテナー技術 41%
- Linux 32%
- ネットワーク技術 31%
- セキュリティ 28%
- 人工知能(AI)/機械学習 18%
- ストレージ技術 17%
- エッジコンピューティング 17%
- ウェブ技術 16%
日本においても、デジタル化やデジタルトランスフォーメーションなど ITに対する必要性は、これからもますます高まることはあっても、減ることはないと思います。その中でも、クラウド・Linux・ネットワークが、三種の神器ならぬ、エンジニアが貢献し、生き抜くための3大スキルになるかもしれません。
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