まつもとゆきひろ氏が危惧する IT技術者の未来

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過去に配信したメールの冒頭文をお見せします。

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こんにちは!SIOS OSSよろずNews 編集局です。

2026年1月、米国の著名な IT 調査会社フォレスターリサーチは、2030年までの米国における雇用に関するレポートを発表しました。

レポートでは、最近の IT 大手による大規模レイオフは、AI 導入するためと報道されているが、実際にはコスト削減や景気後退への備えとして行っているケースが多く、AI が「スケープゴート」にされていると分析しています。一方で、中長期的には大きな雇用変化が起きるとも指摘しています。特に「単純作業」「定型業務」は影響を受けやすく、米国の雇用の 6.1%(1040万職)が AI と自動化によって消失すると予測されています。

国連の労働に関する専門機関 ILO は、最新ワーキングペーパー「Generative AI and Jobs: A Refined Global Index of Occupational Exposure」(2025) において、高所得国では、男性は 3.5%、女性は 9.6% の雇用が失われる影響があると述べています。このワーキングペーパーを用いて、日本国内の雇用を生成 AI で分析すると、雇用に何らかの影響(業務の一部が変わる可能性)を受ける就業者は約2,333万人、雇用が置き換わるのは 約432万人と推定しています。

メディアで流布されている「AI によって、大部分の仕事が失われる」ということは予測されていないものの、大きな影響があることが想定できます。

IT分野ではどのような変化が考えられるでしょうか? 

Ruby の父 まつもとひろゆき 氏によれば、AI がコードを書く時代になると、極端な例として、「AI が生成したコードが正しいかどうかをレビューする人だけがコードを読み、誰もコードを書かない時代になるかもしれない」と指摘します。

そのため、「AI がコードを書くなら新人はいらない」という考え方が広がれば、育成の機会が失われ、結果として、中長期的に業界全体の技術力が衰退し、焼け野原のような状態に陥る可能性があると、まつもと 氏は警鐘を鳴らしています。

ITエンジニアの未来を予測することは困難ですが、スキル再学習や、自分の業務の見直しは必要になるかもしれませんね。

今月も、オープンソースの最新トピックをお届けします!

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